ラウンジピアノって?
こんばんはGlassyです。
当店でもよく弾かれるジャンルの一つに、ラウンジピアノというものがあります。今回はそのラウンジピアノのお話です。
ラウンジピアノとは心地良い音を聴かせるムード音楽的な要素の強いジャンルになります。海外のホテルやクルーズ船で演奏されてる事が多い印象ですね。ジャズのコードやクラシックの技術も使用しますが、専門的な知識を覚える必要は実はそこまで多くはないんですよ。ですからコアな音楽通の方には多少物足りなく感じるかも知れません。
洒落た演奏が特徴的でアルペジオやトリル、テンションコードを用いたその音楽は『カクテルピアノ』なんて呼ばれる事もあります。
実はこのジャンルの音楽が聴ける映画があるんですよ。
『愛情物語』というかなり古いアメリカ映画です。エディ・デューチンというラウンジピアニストの生涯を描いたストーリーで、この映画の吹き替え演奏していたのが『カーメン・キャバレロ』
カーメン・キャバレロはアメリカ出身のピアニストで、クラシックの技術もハイレベルでそれらをラウンジピアノに取り入れた独特のタッチが特徴的です。
ほとんどの方は知らないと思いますが、この映画を観ればラウンジピアノのことがよく分かるのではないでしょうか。
ショパンのノクターンをアレンジした『映画音楽』って言ったらそちらの方で有名かもしれませんね。
作品の中に流れるピアノ曲はどれもラウンジピアノの原点になっており聴き応えあり。映画自体も名作ですのでオススメです。
映画を観たあとにはその流れでぜひ『Glassy』にもご来店お願いしますね(笑)
では今週も宜しくお願いします🙇